英検一級単語って本当に必要?!英語で仕事するにあたって考えた。

どうもYuuです。

この2ヶ月ぐらい英検一級の単語を本格的に勉強し始めました。

これに関してアメリカで大学を卒業した私が感じている英語力向上に対する有効性について書いてみたいと思います。

目次は以下のような感じです。

【目次】

  • 英検一級単語はどんなシーンに、何のために必要か。
  • 英検一級単語を勉強する方法
  • 英検一級単語を勉強し始めた効果

<英検一級単語はどんなシーンに、何のために必要か。>

そもそも英検一級なんて難しすぎるし、ボキャブラリーもマニアック過ぎるから必要ないんじゃないの??といった意見を聞くことも多いです。

(Veto, mar, zest, prerogative・・・意味分かる単語ありますか?)

そうですね、これは目的によってはYESとNOが変わってくると思います。正直、日常で生活のことや食事のこと、趣味のことなどをやり取りするにあたっては、英検一級の語彙はかなり逸脱したレベルだと思うので、そういったレベルを目標としている人にとっては本当に必要がないと思います。

訪日客とレストランで流暢にやり取りするぐらいだったら、語彙もその他の英語レベルも英検準一級まであればほぼ完璧と言えるんじゃないでしょうか。

ただし、ビジネスで外国人としての配慮をしてもらわずに、様々なシチュエーションで対等にやり取りするのであれば、英検一級であっても最低限のレベルと言えるんじゃないかと考えています。語彙を含めた運用能力もです。

というのも、日本での日経新聞に値するようなNew York TimesやBloomberg Newsなど、もしくはそれに近い媒体で情報収集を惜しまない欧米圏のビジネスマンが読む英語情報誌・サイトではやはり英検準一級までの語彙力だと、結構わからない単語が出てきて、全体の理解が曖昧になってしまうと思います。

ただ、英検一級の語彙をしっかり把握していれば、ほとんどの記事をかなり正確に把握することができるので、やはり英検準一級と英検一級がどのシーンに必要なのかは仕事でどのレベルまでが必要かが明確な境目になりそうかなと思います。(ただし、ビジネスでもプロフェッショナルサービス系と、フードやリテール系ではまた取り扱うジャンルや難易度も全然違うので一概に言い切れないところもありますが。)

そんな中で私はIT業界におりまして、お客様のビジネスは業界や業務は多岐にわたり、その多様な課題を把握して、課題解決をするには、やはり高度な語彙力や理解力、説明能力が必要になるので、英検一級の語彙力は短期的に最低限習得しないとと考えるに至ったわけです。2-3ヶ月でだいたい必修語彙の半分ぐらいはざっと覚えてこられたかなーと思います。

<英検一級単語を勉強する方法>

さて、そんなITのセールスやマーケティング領域で英語圏で活動していくにあたっては必須の英検一級の語彙ですが、ほんとに日本人にとっては馴染みのない単語ばっかりでほんとに覚えるのが最初は嫌になります・・・。

最初ぜんっぜん覚えられないからほんと嫌になるのがすぐそこなんじゃないかと思ってました。で、これはなんとかしないとと思っていろいろ調べたんですけど、答えをみつけることができました。それは、「とにかく反復で記憶に刷り込んでいくこと」がなによりも大事ということです。

一度、英検一級の単語帳をさらさらーと見ていってもらうとわかるんですけど、ほんっとにぜんっぜん意味を想像できない単語が8-9割続いていくのでまじでやる気を削がれるし、こんなん覚えられるわけ無いやん・・・っていう気持ちになってやめてしまう人がほんとに多いんじゃないかなと思います。ただ、それは人間の記憶の仕方の構造を把握できてないからめちゃくちゃ悲観的になるだけで、ぜんっぜん覚えられなくても反復すれば人間勝手に記憶に刷り込まれていくんですよね。まじで。これほんとに。

なので、私が取り組んでいるのは「単語カードを使った、とにかく反復をくりかえす方法」です。なんか、馴染みがなくて、しかも小難しそうな単語って、ほんとに1,2回単語帳を呼んでみたり、単語カードでトライしても到底覚えられるはずありません。まじーで全然意味思い出せないっす。何回やっても。

だから、もう意味思い出せるかどうかは全部おいときましょう。

とにかく思い出せようが出せまいが反復です。10回、20回、30回、40回、50回と単語カードを何度も何度もただただ何回もやることで、7割8割の単語は意味がある程度思い出せるようになります。これまじで。絶対無理やろと思ってたものもこれぐらいやるとなんか思い出せるようになります。ただ、それでもなかなか思い出せないものは、思い出せないものをそれぞれの単語カードから集約して、さらにそれを反復して潰していくことですね。これなしでは絶対にこの辺の語彙は潰しきれないでしょう。(これなくしてこのレベルの語彙を覚えられるのはそもそも天才ぐらいでしょ。)

<覚えるコツ>

それに加えて、ちょっとしたコツじゃないかと感じていることがありまして、それは単語の意味をイメージしながら英単語をみて発音することです。

例えば、「Proliferate」なら「急増する」が意味ですが、何か○や泡のようなものがブクブクブクッと増えるようなイメージをしながら単語カードに書かれたProliferateを何回か発音してみる、といったようなイメージで各カードを覚えていっています。そうするとなかなか思い出しづらそうな単語でも、単語の綴りをみるとよくわからないですが、ふわっと意味が浮かんでくるようになるように思います。笑 感覚的な表現ですみませんが、これは英語の綴りから、日本語の綴りの意味を連想するよりも、イメージ的に連想するほうが覚えやすい、連想しやすいことの現れなのではないかと思います。

ということで、英検一級単語を学習し始めた私ですが、これが本当によい決断だったと思っています。今までこれ以上英語力を上げるにはどうすればいいんだと悩んでいましたが、具体的に改善できる方向性が見えてきて非常に嬉しいし、モチベーションも上がってきています。これに加えて、英語ネイティブオンライン英会話のCamblyも利用を始めたので、私の英語力はきっとうなぎのぼりに上がっていくことでしょうか。

また、英語力の伸びをどんな風に感じるか、英検一級やCamblyがどのように貢献していそうかもアップデートしていこうと思いますので、皆様の参考になれば幸いです。

それではまた。

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