留学前の英語レベル

どうもYuuです。

これだけグローバル時代といってもまだまだ英語ができるようになるのに悩んでいる人は多いですよね。今度は小学校でも英語の授業が始まるということですけど、そもそも本気でちゃんと使える英語として教育しなかったら今とそんなに変わらない気もしますよね、どうなんだろ。

ちなみに今、インバウンドに対応できるレベルで国が求る英語レベルぐらいにあたっては今のシステムでも必要十分なんじゃないかと思うんですけどね。で、まあそういうこれまでの英語教育を受けてきた自分が10〜15年前ぐらいの日本の英語教育でどんな英語レベルで留学したのかを書いてみたいと思います。

自分ではペラペラだと思ってた。

私は地方の出身で特に教育システムが特殊とか、先進的な学校に通っていたとかは特にありませんでした。普通の小学校、中学校、高校に通いました。そんな中でしたが、一応高校は進学校ではあったので、高校受験や大学受験のための勉強は英語含めて一生懸命やったと個人的には思っています。(大学受験は失敗しましたけど。笑)

そんな中で文法や単語はたくさん勉強しましたし、よく洋楽も聞く方だったので、英語に触れる機会は多かったと思います。将来は英語をしっかり使えるようになりたいなーなんてぼんやりは思ってもいた方だったので、周りよりも多少モチベーションは高くやっていたのかもしれません。

ただ、中学・高校とずっと結構がんばって運動部では活動していたので、正直勉強は後回しのところがありました。なのでそこまで無茶苦茶周りよりも多く勉強していたとかもありませんでした。

そういった環境ではあったんですけど、高校を卒業して渡米した時には自分の英語にはある程度の自信を持って渡米しました。状態としては単語もある程度ストックはあってわかるし、それを文章として組み立てるのも結構できると思っていたので話すことにはあんまり抵抗がなかったんですよね。日本でもELTの先生とかとはコミュニケーション取れてる気がしていたので。

ただ、自分は本当のペラペラじゃなかった。言語はコミュニケーションが取れてこそ成り立つものだった。

現地に行ってみても、最初に行ったのはESLで英語が第二言語以降の人たちが現地の大学に通うために準備する語学学校だったので周りはアメリカ人以外だったので比較的コミュニケーションは取れました。

ESLにはいろんな国の人がいて、多かったのは韓国やアラブ、南米、トルコなどの方です。アメリカの南部の田舎の大学だったということもあり、多少偏りはあったんでしょうけど、こんな感じでした。

こういった人たちとはとてもコミュニケーションは取りやすく、ちゃんとした英語といえるのかわからないけど、ボディーランゲージなど含めると気まずくなることも特になく、ある程度スムーズにコミュニケーションとれたり仲良くなることができました。

ここでは半年ぐらいを過ごし、TOEFLで63点程度を取れればOKだったので、これをクリアしてから徐々に学部の授業を取り始めることになりました。

ただ、学部の授業ではもちろん中心は現地で大学に来ているアメリカ人たちが中心です。

やはり、学部になるとやっぱりESLとは全く違った世界が始まります。自分の英語が通じない壁にぶち当たり始めます。「発音なんて関係ねえよ!とりえあず知ってる単語を並べて文章作れば英語なんてOKっしょ!」と思ってた自分の英語があんまり通じない現実にぶち当たり始めます。そう、結局言語は口頭のコミュニケーションなので、やっぱり理解してもらうには発音や文章の作り方やイントネーションが重要だということに気づき始めます。

伝えるには文法や語彙力よりも発音と発言量

アメリカ人の人たちとコミュニケーションを取るようになってからは自分の知っている単語を並べて発しても伝わらないことが増えました。というのも発音が完全に日本人的な英語の人が、単純にその発音のままで英単語を並べていたからです。

LもRもない。SもTHの区別もない、そんな形で単純に日本人が知っている音で英単語を話していては伝わらないんです。もしかしたら日本でビジネスで関わる人達は現地の学生よりもよっぽどこういった日本人発音には許容量が大きので、ある程度理解してくれるのかもしれません。

ただ、自分がいたのはアメリカ南部の田舎の大学です。アメリカで普通に高校を上ってきた人たちが、超片言の英語を聞いても、違和感が大きくてそんなに理解してもらえない。話を続けてもらえないわけです。(特に黒人の人達とのコミュニケーションには苦労しました。アジア系アメリカ人はアジア系留学生にもやさしかったんですが。)

でも、日本人以外の欧米圏や南米などの英語圏に近い発音体型をもっている国の人達の方が、なんかわからないけどコミュニケーションが成り立ちます。やはり、その背景には彼らの英語に近い発音、音で行った単語の方がアメリカ人に聞き取りやすい、理解しやすい、何をいっているかつかみやすいと行った状況があったんです。

こういった体験を通して学んだことは、口頭のコミュニケーションに置いては、やはり文法や語彙力よりも発音だったり、それを補うボディーランゲージや感覚の部分を補わないと対人コミュニケーションとして成り立ちにくいということだったんです。

つづく。

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